その7

16,17ページ
このあたりで「ああこの写真集には水着はないんだ」と確信するに至る。どこやらでかっぱらってきた果実を大胆にもその場で齧る吉澤ひとみ。こういうさまが非常に絵になると言うのは褒め言葉として使っているのか自分でも分からないが、どこにも不自然さがないのはある意味すごいことだと思う。
18ページ
せっかくダンディ吉澤モード全開なのに、前のページと次のページに挟まれては印象が薄くなってしまうのは致し方ない。
19ページ
早くもこの写真集の最初の山場をここで迎える。
内容としては16,7ページの結果と言うことになるのだろう。
齧った果実がまだ熟してなかったのだろうか、
「ん〜!!すっぺー!!」
と言わんばかりの顔である。モノクロになっている分だけ陰影がことさらに強調されており、それが何ともいえないユーモアを醸し出している。
しかし、筆記具がなぜ僕を惹きつけるかはよく分からないが、この写真を見ると、なぜ僕が吉澤ひとみが好きなのかなんとなく分かる気がする。